大学受験勉強法をお教えします
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市販の大学受験参考書は、無駄ではないように思えるかも知れませ
ん。確かに、学校で配布されているのよりも分かりやすいものもあ
るでしょう。しかし学校に通う以上、学校で配られたものだけを10
0%、200%定着するまで復習するのが一番効率がいい大学受験勉強
法です。結局、なぜ市販の参考書を使ってはいけないのかといいま
すと、皆さんも経験があると思いますが復習を徹底して行う時間が
ありません。学校では、先生がテストで出来の悪かった問題などを
角度を変えて何度もやらせるため気付かないうちにかなりの数の復
習をしていることになりますが、市販の参考書だとそういうわけに
はいきません。それでは、徹底的に復習をするのなら市販の大学受
験参考書を使ってもいいのかと言いますと、それも良くはありませ
ん。人間の体力・精神力は無限ではありませんのでとにかく流れに
反するような無駄なエネルギーを使う事は一切やってはいけないの
です。もちろん、学校で配布される参考書や先生の授業に不満があ
ったりもしますが、結果的に学校にしたがって行うのが総合的に見
て一番効率のよい大学受験勉強法なのです。
学校によっては気にくわないところがあったり、教師が信頼できな
かったりしますが、それでもやはり学校で言われた事を100%確実
に消化していくのが一番効率が良いと思われます。ただ学校の流れ
に乗って大学受験勉強をすればよいというのはとても楽だし、自分
の力を最大限に発揮できると思います。もしも大学受験に失敗して
浪人でもすれば予備校に行かない限り自分で勉強計画を立て、自分
で弱点を発見・克服し、自分で大学受験の願書を書き、分からない
ところも自分で解決するという全部自分でやらなければならない状
況が格段に増えることになります。「学校の流れに乗ればいい」と
いうのがどれほど楽なことなのかを思い知ることになるでしょう。
これは、家庭にいると親の有り難味は分りませんが就職などして自
分1人で生活するようになるとその有り難味が分るのと似ていますね。
この楽というのは、大学受験勉強以外でメモリーを使うことがない
ので非常に効率がいいということです。だからこそ大学受験勉強だ
けにしっかり集中できて自分の力を最大に発揮できるのです。です
から、学校に対して不満や不信感がそれぞれにある思われますが是非、
学校でやる事を百パーセント身につける事だけに集中することが大切
だと思われます。
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大学受験の勉強にも覚えていれば良い事と、スラスラと言えなければいけないことの二つがあります。覚えていれば良い事は、思い出すのに時間がかかっても覚えていればそれでいいのですが、
スラスラと言えなければならないことは、ただ覚えているだけではだめですね。これはどういうことかと言いますと、基本事項、基本問題のことです。英語なら極端な話し、isとかIとかの意味を思い出すのにいちいち
2秒も3秒もかかっていてはとても時間内に英文を読むことなんて出来ないわけです。数学も同様ですね。公式はもちろんのこと、典型問題と言われるものは全てスラスラと解けなくてはなりません。
ただ解ければいいのではありません。スラスラと解けなくてはなりません。結局、このスラスラと解ける問題のレベル、数が多い人が試験の成績がよいのです。
「簡単な基本問題がスラスラ出来るようになったって難しい問題が解けるわけがないのでは」と思われる知れませんが、そんなことはありません。難しい問題には必ずといっていいほど基本事項が
入っていますから、それがすばやく確実に解ければ糸口が見えてくることもあるのです。そもそも、大学受験自体がほとんど基礎事項で成り立っていて、いかにそれを正確にミスすることなく解けるかを
問うているようなものなのです。このことは東大受験だろうと、京大受験だろうよ、早稲田、慶應受験だろうと基本的には変わりません。結局、基礎問題を確実に解いて、難しい問題になんとかたどりついた人
が大学受験に合格します。もちろん、難関大学の基礎問題というのは、他の大学では難問の部類として出題されていたりもしますが「簡単な基本問題をスラスラと素早く解けるようになるまで何度でも繰り返す」こと、
そして、スラスラ解ける問題のレベル、数を増やしていく事が大学受験においても大切なのです。